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茨城県出身軍人

日露戦争下 歩兵第24旅団長
小泉正保 氏名
小泉正保(こいずみ まさやす)

最終階級
陸軍中将 従三位勲一等功二級
生没年
1855年4月29日〜1917年10月23日

<士官生徒一期>

■経歴
水戸藩士・小泉正誠の長男。西南戦争に出征後に少尉任官しその後累進し清国派遣も経験する。
明治三十年に歩兵第十連隊長に就任し以後、第五師団参謀長、第七師団参謀長を歴任。
三十六年に少将に進むとともに歩兵第二十四旅団長となり日露戦争に出征する。
遼陽、沙河の会戦にも参加し前線で指揮を執り負傷している。
第三軍参謀長に転任となるが移動中の事故により重傷を負い前線を離脱してしまった。
戦後は歩兵第六旅団長に就任し、台湾第一守備隊司令官を経て中将に昇進。
第十師団長、第八師団長を歴任後、大正三年に予備役編入となった。



アジア人として初の医学士の学位を取得
佐藤進 氏名
佐藤進(さとう すすむ)

最終階級
陸軍軍医総監 正三位勲二等 男爵
生没年
1845年12月23日〜1921年7月25日

<軍医>

■経歴
高和清兵衛の長男として生まれ後に佐倉順天堂に入り佐藤尚中の養子となる。
戊辰戦争では新政府軍の病院頭取を務めている。
維新後、ドイツのベルリン大学医学部で学び、アジア人初の医学士の学位を取得。
帰国後、西南戦争が始まり陸軍軍医監に任命されその後の日清戦争、日露戦争においても軍医監を務めた。
順天堂三代目堂主である。

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