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石川県出身海軍軍人

日本海海戦で壮烈な戦死
松井健吉 氏名
松井健吉(まつい けんきち)

最終階級
海軍中佐 正六位勲三等功三級
生没年
1869年〜1905年5月27日
明治2年〜明治38年5月27日
<海兵十五期>

■経歴
金沢市桜畠町出身、明治2年に誕生し14年、海軍予備学校に入校。
その後、上京し同郷の先輩である瓜生外吉を頼り教えを受ける。
海軍兵学校を卒業後は海軍大学校に進みこの間日清戦争開戦の為、学業半ばで中尉として出征。
戦役での松井の働きから好参謀として知られる。
戦後、海大を卒業し「出雲」回航委員を命ぜられ32年無事その任務を果たしそのまま出雲砲術長に就任する。
常備艦隊参謀、「敷島」砲術長、軍令部第1局員などを歴任。いよいよロシアとの開戦間近となるや第2艦隊第2戦隊参謀となり仁川沖海戦では瓜生外吉を支え戦功を上げている。
38年1月に中佐に進み第1戦隊先任参謀て転任し日本海海戦に挑むが艦橋で軍務に就いていた松井は被弾し両足を折り艦橋下に吹き飛ばされ戦死した。

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