山形県出身陸軍軍人

■経歴
山形藩士 内藤秀斥の子として誕生。
明治８年に兵学寮また戸山学校に入り卒業後、少尉試補として大阪鎮台配属となる。
西南戦争が始まると征討別働第２旅団に編入され出征し途中より征討第１旅団に転入し各地を転戦。
この間に少尉に任官。
戦後、戸山学校教官、教導大隊第３中隊長などを歴任し日清戦争には歩兵第１連隊第１大隊長として出征し戦功をあげた。
参謀本部で勤務の後３５年に歩兵第３８連隊長に任命され日露戦争に出征。
戦役中に少将に昇進し歩兵第二十六旅団長となり樺太占領にも参戦した。
その後、歩兵第１４旅団長、近衛歩兵第２旅団長、４５年に中将に進み下関要塞司令官を務め大正３年に予備役に編入となった。