京都府出身陸軍軍人

■経歴
権大納言四条隆生の三男。幕末には攘夷派公卿として活動し八月十八日の政変によって失脚するが後に復帰し戊辰戦争では中国四国追討総督・大総督宮参謀・仙台追討総督・奥羽追討平潟口総督などを務めた。
維新後は陸軍で大阪、名古屋、仙台の各鎮台司令長官を歴任。
明明治１４年からは元老院議官を務め２１年２月より休職の後、２６年に予備役となった。

■経歴
依田伴蔵の長男。陸軍兵学寮にはいり、西南戦争に出征。
フランスに留学から帰国後歩兵第２９連隊長、陸軍戸山学校長、歩兵第４７連隊長を歴任。
明治３６年に歩兵第４旅団長となり日露戦争を戦った。
戦後、歩兵第１２旅団長、歩兵第４旅団長を務め４３年に中将に進み第１１師団長となった。
大正４年に予備役編入。

■経歴
士官学校卒業後の明治１２年の任官。陸軍大学校第１期生で卒業後ドイツ駐在などを経て３０年に戸山学校校長に就任。
翌年には第１１師団参謀長に転任し、３５年に少将へ進み歩兵第５旅団長となり日露戦争に出征。
しかし戦術の大家として重きをなしていた山口であったがその消極的戦法などにより戦役中に免職にされてしまった。